Okamoto_Likuのブログ

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舞台 テンペスト

 少年社中の25周年フィナーレの舞台テンペストを観劇してきました。私が行ったのは9日。日替わりゲストは椎名鯛造さんでした。

 少年社中の舞台を観に行ったのは、実は今回が初めて。観に行った理由と9日を選んだのは、推しの俳優さんである鈴木拡樹さんが出るのと、日替わりが椎名鯛造さんだったから。この二人の組み合わせは、「最遊記歌劇伝」シリーズの三蔵と悟空の組み合わせのため、どうしても行きたかった回であったため、当選した時は喜んだ。

 さて、話を今回の舞台テンペストに戻そう。舞台のあらすじそのものは公式サイトに記載されているので、それを見てもらうのが一番だろう。まぁ簡単に。

 

 原作ウィリアム・シェイクスピアの『テンペスト』を上演することになった人気劇団の物語。しかし、演出家が急死してしまい、どうするかとなった時、天才役者が現れ、無事に公演初日を迎えることができ、そこへかつて劇団を追われた男が現れ、こう言った。「さあ、始めよう。私の人生を奪った‘演劇’に復讐を」

 

 このあらすじだけで興味が惹かれる方もいるかもしれないですね。


 興味を持った方は、東京公演はサンシャイン劇場で1月6日(土)~21日(日)まで。大阪公演は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで1月26日(木)~28日(日)で上演されます。休演日や日替わりゲストを確認して観劇に行ってみてはいかがでしょうか? 少なくとも東京公演では当日券も用意があるそう。


 さてでは、本題。ネタバレ無しに言うと、とにかく推しの俳優さんである鈴木拡樹さんのダンス。その時の女性のように、指先までしなやかな動き。そして時には迫力のある台詞が素晴らしい。拡樹さんが演じるランという役がとある言葉を口にするのだが、拡樹さんのことをインタビューなどでそれなりに知っている人間としては、「これは!」っと思うところがあった。個人的には拡樹さんファンには気づいてほしいところかな。


 今まで拡樹さんの舞台は「最遊記歌劇伝」シリーズの三蔵は勿論、「舞台 刀剣乱舞」シリーズの三日月、それからムビステに「死神遣いの事件帖」の幻士郎などなど、舞台にはまったのが最近だから、生で観劇した数はまだ少ないけれど、拡樹さんや他の役者さんの違う一面を見ることができて、舞台は本当に面白い。

 勿論、拡樹さんだけが素晴らしいというわけではない。すべての役者の皆さんが素晴らしい。そして、役者とはなにか。演じるとはなにか。それぞれの葛藤が描かれていて。とても迫力があって見入ってしまった。これは是非多くの人に見てほしい。見て損はない劇だと言いたい。

 この舞台のURLを写真の下に貼っておくので、興味のある方はぜひとも足を運んでほしい。新年からとても素晴らしい劇を見ることが出来て、私は幸せ者だ。

http://www.shachu.com/tempest/